2004年05月07日

養老孟司 『バカの壁』 新潮新書 ★ 論理性のない垂れ流しの口述筆記で単なる愚痴の羅列

バカの壁

著者:養老孟司

出版:新潮社

価格:680円 (税抜)

ISBN:4-10-610003-7

評価 ★


養老氏がしゃべったことを編集者が文章にしただけあって、内容に論理性はなく、挙げられている事項も都合のよいもののみ。医学者らしい脳の分析を期待したが、一般的なも説明で目新しいところはない。

カバーの解説によると、「多様な角度から考えるためのヒントを提示」してくれるそうだが、あれは駄目、昔はよかったを繰り返すばかりで、単なる愚痴の羅列。

『「話せばわかる」なんて大うそ!』と帯にあるように、話したことを文章にされても、何を新たに提示したいのか、まったくわからなかった。