養老孟司 『バカの壁』 新潮新書 ★ 論理性のない垂れ流しの口述筆記で単なる愚痴の羅列
養老氏がしゃべったことを編集者が文章にしただけあって、内容に論理性はなく、挙げられている事項も都合のよいもののみ。医学者らしい脳の分析を期待したが、一般的なも説明で目新しいところはない。
カバーの解説によると、「多様な角度から考えるためのヒントを提示」してくれるそうだが、あれは駄目、昔はよかったを繰り返すばかりで、単なる愚痴の羅列。
『「話せばわかる」なんて大うそ!』と帯にあるように、話したことを文章にされても、何を新たに提示したいのか、まったくわからなかった。


