2006年12月14日

マリアン・M・ジェニングス 『ウサギはなぜ嘘を許せないのか?』 アスコム ★★★


ウサギはなぜ嘘を許せないのか?

著者 マリアン・M・ジェニングス
出版 アスコム
価格 980円 (税抜)
ISBN 4-7762-0356-1

評価 ★★★
身長190cmの巨大ウサギが説くコンプライアンス

「僕はアリ。アリストテレスを縮めて、アリだよ。きみのママにちょっと手を貸してあげようと思ってさ。ママの運転って、無謀だよ。注意してあげなきゃ」
エドはふるえながらも、母親を弁護しなければと思って答えた。
「違反切符を切られたりはしないよ。ママは時間どおりに着こうとしているだけだもの」
アリはふたたび、げんこつ攻撃をしかけようと前足をかまえた。(P.19)

 身長190cm。「それじゃ正直じゃない。正しくない」が口癖で、倫理を守るためには(エドに対する)暴力も厭わないプーカウサギに8歳から30年近くつきまとわれたエドのサクセスストーリー。

 会計操作やインサイダー取引、欠陥製品の販売など、コンプライアンス問題に直面したエドは、ウサギに脅されつつ、正直に正しい道を選択する。

 サクセスストーリーなんだけど、40歳近くまで、3度のクビと高速の料金所の仕事とワンルームマンションでの巨大ウサギとの生活はちょっとつらい。

 監修には『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』や『女子大生会計士の事件簿』シリーズの山田真哉。


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マリアン・M・ジェニングス 『ウサギはなぜ嘘を許せないのか?』 アスコム