玄田有史 『14歳からの仕事道』 理論社よりみちパン!セ ★★★
自分に向いている仕事に就かないと、やりがいが得られないなんてことは、絶対ないんです。むしろ自分に向いているかどうかなんて、死ぬまでわからないかもしれません。もっと言えば、向いているかどうかは、自分で判断するものではなくて、周りが決めてくれるものなんです。(P.24)
働くのは大変、それ以上に働き出すのはもっと大変。
国家公務員になるには東大出なきゃ、医者や議員になるには親も医者や議員じゃなきゃ、タイガー・ウッズやイチローのように才能があって、なお努力もしなくちゃ…そもそも自分には何ができるんだろう?
労働経済学者が14歳以上すべての人のために書いた、「やりたいことがないのは不幸なことではない」や「とにかく行動してみる」、「個性や専門性なんて簡単には身につかない」など、学校や親からは聞いたことのない仕事論。
どんな仕事でも、ささやかな誇りを持って話せる何かをもとうメッセージは、働くことにたいして謙虚な気持ちを思い起こさせてくれる。この気持ちを毎日思い出せるようにしたいね。
それにしても、最近の中学生はこんなに振り仮名をつけなきゃ読めないの?


