佐藤可士和 『佐藤可士和の超整理術』 日本経済新聞出版社 ★★
“整理をすること”と“問題解決”は、別のものだと思っていた人も多いのではないでしょうか。整理は事務的な作業、問題解決は別次元のクリエイティブな作業だ、と。
そんなことはないのです。「整理と問題解決は、同じベクトルでつながっている」ということが、各章の内容から感じてもらえたと思います。(P.216)
発売当初気になってパラパラとめくったけど、内容が感じられず、買わなかった。いつのまにかベストセラーになっていてたので読んでみたけど、やっぱり最初の感想は正しかった。
全編にわたって展開されるのは自分の成功体験-ドコモのN702iDや国立新美術館、明治学院大学など-を基にした方法論。まぁざっと見、ただの自慢話。
整理術を問題解決に結びつけたいのはわかるんだけど(もちろん両方一遍にできたらいいよね)、まだ理屈が練りきれてなく、すんなり納得できない。
著者は最近いろいろな雑誌でもてはやされているけど、マスコミに便利に使われることと、その人から得るものがあるかどうかは、やっぱり別の話なんだね。
ただ、鞄の中身を常に検討し、手ぶらを推奨しているのは参考になった。


