斎藤潤 『旬の魚を食べ歩く』 光文社新書 ★★★★★ 空腹時厳禁!
サケの内臓の塩辛、ルイベ、山漬け。カツオの酒盗や鰹節。サバのへしこ(糠漬け)やサバ酢。カタクチイワシの煮干し、しょっから(塩辛)。熟成を重ねるリシリコンブ。保存食の数々を、挙げていけば切りがない。
旅を続けているうちに、そんな素晴らしい保存食がまだまだ各地に伝承されて続けていることを知っただけでも、幸せだった。魚介類には、鮮魚の旬と、保存食用の旬があるのも面白かった。(P.7)
タイ、カツオ、サケなど誰でもが知っている魚が、産地では多彩な食べ方がされていることに驚く。
最近は流通も発達しているし、ネットを利用したお取り寄せも簡単で、鮮度、程度のいいものがそこそこの値段で手に入る。
しかし産地では、産地なりの料理法で食べられていて、新鮮なだけで、生で食べただけで、食べた気になっていたが、いかに浅はかだったのか反省。自分で実際に食べ歩きたいし、作ってみたい。
毎朝通勤電車で読んだんだけど、職場に着くころにはおなかがなるほど空腹に。午前の作業の効率が落ちること請け合い。


