2009年02月05日

幕内秀夫 『40歳からの元気食「何を食べないか」―10分間体内革命』 講談社プラスアルファ新書 ★★★★ 食と健康に対する発想の転換

40歳からの元気食「何を食べないか」

著者:幕内秀夫

出版:講談社

価格:780円(税抜)

ISBN:978-4-06-272171-4

評価 ★★★★

序章 いま「なにを食べないか」の視点が必要だ(P.21)

 日本人の死因の第一位、三割にもおよぶ「がん」。がんは漢字で「癌」と書きます。三つの口で山ほど食べる、こうしてなるのがこの病気なのだ、と私は患者さんに説明しています。日本人はいま、その長い歴史の中で、初めて食べすぎの時代を迎えているのです。詳しくはおいおい明らかにしていきますが、食べすぎで、しかも体に害をなすものを食べすぎている時代です。

 ですから、なにを食べないか、どれだけ食べないか、どれだけ減らすか。そういう意識改革が必要なのです。

 40代も近くなり、食の好みが変わってきたかなという自覚もあるところで、人間ドックで注意を受けた。運動はなかなかやる時間がないので(←これがいけない)、まずは食生活かなと思って手にとったのがこの本。

 サプリメントやブームの健康食品、「一日三十品目」といった迷信はやめて、どれだけ悪いものを摂取せずに生活が続けられるか考える視点を提供。

 現在の食生活は豊かなのではなく、マイナス点であり、それをいかに0点に近づけるかといった発送の出発点が斬新。

 いまの健康食に対する情報は「あれがいい」、「これが足りない」というだけで、食べるものを増やすことばかりで、食生活をトータルに考えていない。特に160ページからの「生○モード」批判がとても納得できた。

 朝食もしっかり取れというばかりではなく、取らないよりはパン、パンよりは添加物漬けでもコンビニのおにぎり、コンビニのおにぎりよりはおにぎり屋のおにぎりといった、悪いものをいっさいやめるのではなく、減らしていくように気をつけたい。