2009年02月14日

加納朋子 『レインレイン・ボウ』 集英社文庫 ★★★★ 加納朋子お得いの日常ミステリ

レインレイン・ボウ

著者:加納朋子

出版:英社

価格:533円(税抜)

ISBN:978-4-08-746089-6

評価 ★★★★

スカーレット・ルージュ(P.82)

「さっき言っていたでしょう?現実的な日常の延長から、とんでもないところに飛び出してしまう。そのロイター板にあたるものは何なのかって。答えになっていませんでしたか?」

高校ソフトボール部の仲間の通夜で再会した7人が、仲間の死の真相を探っていく連作ミステリ。

元部員それぞれが自分の秘密や状況から、ふと迷い込んでしまう心理ミステリ。それでいて読後感はさわやか。やっぱり加納朋子は上手いね。

中では『雨上がりの藍の色』が三婆が思い出されて好きかな。

キャプテンは『月曜日の水玉模様』の主役なので、ちょっと活躍は少なめ。今度はそちらを読んでみよう。