2009年02月28日

安部司 『なにを食べたらいいの?』 新潮社 ★★★★★ 「アミノ酸等」も「pH調整剤」も怖い

なにを食べたらいいの?

著者:安部司

出版:新潮社

価格:1,200円(税抜)

ISBN:978-4-10-313571-5

評価 ★★★★★

第4章 添加物まみれにした犯人はだれ?(P.139)

くどくなりますが、もう一度添加物がどうして使われているかを述べます。とても大事なことだからです。

  1. 安い
  2. 簡単
  3. 便利
  4. 美しい
  5. オイシイ

よく見てください。この五つは、あなたが買い物をするときに選ぶポイントではありませんか?

『食品の裏側』の著者による第2弾。前著でちょっと内容が少なかった「何を食べたらいいか」まで記述した内容。

ふだん「アミノ酸」は何か体に必要そうだし、「pH調整剤」は保存に仕方がないと思っていたけど、一括表示の下にいろいろな添加物の複合だなんて驚き。食品を買うときは必ず裏を見るようにしていたけど、一括表示されているので、1日数十もの添加物を摂取しているのに気づかなかった。

いつでも柔らかいおにぎりが食べたい消費者の欲求に、コンビニおにぎりにも添加物が使われている。いつでもきれいなカットサラダを食べたい消費者の欲求に、野菜が薬品漬けになる。いち消費者として反省しきり。ちょっと高かったり、見栄えが悪くても、これからは作り手が見えるお弁当を買おう。

語呂合わせが多すぎるのはちょっと感心しないけど、前著と同様読んでおくべき本。